月曜日から「明日は土曜日だ!乾杯!」

  かなり難しい話が続きましたので軽い話をいたします。

 拙著にも書きましたが荻村のソーシャルスタイルはドライバー(ドライビング)といい、世間話などしないでいきなり真面目顔で本質に入り込むタイプです。ですので「独禁法のお話」でも書きましたように一担当係長なのに支店長会議でも盛り上がっている最中に「ダメですね。独禁法違反です」とズバリ否定します。正反対タイプのエミアブルの方からすると、とても違和感があるタイプと聞きます。

 ソーシャルスタイルについて詳細を知りたい方は下記URLもご参照ください。

https://www.wowcom.co.jp/blog/839/#:~:text=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%811968,%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E6%B4%BB%E7%94%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82


 そんな荻村ですが本質以外のところでは結構ジョークや非真面目が好きで、中国での飲み会で乾杯の挨拶を務めるときは曜日に係わらず必ず下記のように言っていました。

 「明天星期六!不要上班!请大家今晚吃得高兴喝得痛快!干杯!!!!」

訳しますとこんな感じになるでしょう。

 「明日は土曜日だ!会社はお休み!みんな、今晩は楽しく思い切り飲んで食ってくれ!乾杯!!!!」

 月曜の夜からこんなことを言ってまして、周りも最初の頃は「啊?明天星期二吧?(え、明日は火曜日ですよ)」などと訂正してくれましたが、そのうち荻村のジョークだと気づきます。

 もう荻村が乾杯の挨拶を始めようとすると「来るぞ来るぞ」と嬉しそうな顔をし出します。「明日は土曜日だ!」と言ったとたん、一斉に爆笑!続いて

 「对!没错!明天星期六!没有工作!(そうだ!違いねー!明日は土曜日だ!仕事はないぞ-!)」と数名が騒ぎます。

 中国人はほとんどが定時になればさっと会社を去って行きます。高度成長時代から筆者の時代にかけて身を粉にして働いてきた文化とは違います。元々社会主義国家でもあります。常に仕事でプレッシャーをかけられてきた日本のその世代とは全く異なります。

 逆に日本が「ゆとり」を大事にしようとしている一方で、昨今の中国エクセレントカンパニーでは「996」という言葉が流行りました。朝9時から夜9時まで週6日働くブラック環境のことを指すようです。これは荻村が京信素材新入社員の頃の労働時間に匹敵するでしょう。

 ただし日系企業がこれを社員に推奨するとすぐに労働争議が起こるでしょう。中国には36協定という概念がありません。一定以上の時間外労働は禁止されていますし管理職も除外されません。しかも時間外労働は単価が跳ね上がります。


 さて、話を「明日は土曜日だ」に戻しましょう。

 意外と荻村は中国人から人気があったようですが何故かまとめてみましょう。

 ・上記のように厳格性の中にもジョークがある

 ・酒や卓球の付き合いをよくした

 ・よくおごってあげた

 ・公平性があり理不尽なところが少ない

 ・中国語を真面目に勉強し中国語でコミュニケーションした

 ・不正にも対峙した

 ・自分のノウハウ(マネジメントとかマーケティング理論など)をよくコーチングした

 ・いわゆるパワハラとかセクハラと縁がない

 ・理不尽から部下を守る

その他もあるかもしれません。

 拙著では不正を働く中国社員のことを多く書きましたが、実は素直でお茶目で面倒見のよい人も多くいるのです。

 駐在員の方は日本人同士で固まらずお付き合いしてみるとよいと思います。


 ではまたお会いしましょう。再見!

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