パスポートも釣り銭も放り投げ返す……

  少し前にコンタクトセンターなどサービスのことを書きました。
 荻村が赴任したばかりのころのサービス環境について回想したいと思います。

 荻村が2002年初めて深圳に到着したときのことは拙著「俺のミッション 中国ビジネス三都物語」で記述しました。
 「HONDA」ではなく「HAODA」のバイクだったり、「マクドナルド」が「麦当労」と表記されていたり、新しい発見が多くしばらくは「へーっ」という感じで過ごしていました。

 赴任してちょうど1ヶ月経った頃、妻の恵子が様子を見に中国へ来ました。
 空港まで迎えに行き、出国ゲートから出てきた恵子はかなり怒っている様子です。

 「もう二度と中国にはきーひん!」

開口一番、大阪弁(河内弁?)で呟きます。

 パスポートコントロールの窓口で

 「パスポートを投げ返された」

とのことです。

 その頃の中国は確かにそういう感じでした。
 パスポートのチェックが終わるとこちらを見ないで、ポーンとホン投げてくる感じです。(あっちを向いてほい)のような。

 両手で大切そうに渡してくる日本とは偉い違いです。

 確かにスーパーやコンビニで買い物をし、お釣りを受け取るときも直接手渡ししません。
 こちらが手を出してもカウンターにバラバラと巻散らかす感じです。
 握手社会ではありますが、赤の他人と手が触れるのが嫌なのでしょうか?

 荻村は慣れたとはいえ、やはり長年いても苛つくことはありましたね。
 しかしながら以前記載したようにサービス水準は漸進的によくなっています。

 日本にも進出した「海底撈」という火鍋屋は

 「神サービスを提供する」

ということで2010年頃から一躍有名になりました。
 荻村は2014年上海へ主張した際、京信上海の許(中国語読みはxu3)というマネージャーの「ゴルフでホールインワン達成祝い」として連れて行ってもらいましたが、

 「そこまでやるか?」

と特にありがたみを感じないどころか、余計なサービスに思えました汗
 リッツカールトンホテルを模倣しているような気もしましたが、センスがずれているような……


 さて、深圳は作られた都市で文化的歴史は浅く、観光地とかありません。
 広州は2000年の歴史があるそうで遊びに行くことにしました。

 荻村が気に入っているのは「陳家祠」という建築書院です。「陳氏書院」とも呼ばれています。
 妻恵子と初めて行きましたが、その後、出張者が深圳や広州に来た際によくお連れしました。


2002年陳家祠での記念写真↑


 広州地下鉄1号線に「陈家祠站(陳家祠駅)」もありアクセスもよいので、是非寄ってみてください。
 入場にはパスポートの提示が必要です。
 60歳以上は無料です。
 2020年初期、出張者2名を連れて行った際、既に60歳を過ぎていた荻村だけ無料で、何か得した気分になりました。


 2014年許さんに海底撈へ連れて行ってもらった際、記念のゴルフボールも3ついただきました。
 箱ごと自宅書斎の本棚に飾っておいたのですが、次代上海から帰任して気づきました。

 な、なんと妻恵子が足裏マッサージ用として使用していたのです泣
 許さん、ごめんなさい。
 パスポートを投げ返すより、よっぽど失礼でした!

妻の足裏マッサージ用になってしまったホールインワン記念ボール↑

 ではまたお会いしましょう!再見!




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