広州シンシンの周という総経理Ⅰ
「俺のミッション 第六章 我不知道~卓球仲間」で登場した京信代理店の振進(シンシン)社の総経理について書いてみます。
拙著では次代コーポの競合である京信代理店広州シンシン社の莫という営業マネージャーに、「古い卓球仲間」ということで広州中日ビルシステムという顧客へ連れて行ってもらう設定になっています。
原稿では総経理の周という人だったのですが、総経理ばかり出てきて分かりづらくなるので人物変更した次第です。
周さんは誰からも
「体贴(親切)かつ热情(情熱的に迎えてくれる)」
と評されていました。
周さんが主催して広州中日ビルシステム卓球部との対抗戦としたこともあります。↓
最初団体戦をしましたが、京信は荻村の1勝にとどまりました。
写真真ん中の赤いユニフォームが荻村、前列向かって左から二人目の白いTシャツが周さんです。
ちなみに前列右から三人目の白Tシャツは、後に次代コーポ上海の責任者になる唐です。
試合後全員に記念品を配り高級な広東料理を振る舞ってくれ、皆満足した様子です。
周さんは元外科医です。
出身は福建省厦門でお父さんが資産家のようです。
「自宅に関東軍が泊まっていた」
とご本人に聞いたことがありますが、本当でしょうか!?
そのお父さんは政府機関である「地震局」の下請け?のような会社を興しており、周さんは外科医を止め、そこを京信などを取り扱う商社に定款変更したようです。
「何故外科医をやめたのか?」
聞いたことがありました。
「給与も安いし、夜中も急患で起こされる」
笑いながら答えました。
頭がいいのでしょうね。
一般的には顧客との一蓮托生の仲づくりに奔走する商売人が多いのですが、周さんはそれと同時に本格的な製品プロモーションをせっせと行います。
ホテルとかで製品セミナー、大手顧客での一社セミナーが中心でした。
当時の中国は成長意欲が高かったのか、新製品や新技術のセミナーや業界展示会へ人手は凄いものでした。
展示会の場合、粗品やカタログ集めを目当てに集まってくる素人さんも非常に多いと聞いたことがあります。売れるみたいです汗
荻村は周さんのそのような純粋な努力が偉く気に入って、セミナーに同行し挨拶をしていました。新規顧客も優先的に紹介しました。
更に自社で技術者も雇い京信の人材もヘッドハンドで獲得したりしていました。自社内に実験室も作りメーカーに依存しなくても自己完結できる体制を作っていきました。
やはり正攻法の努力は実を結びます。
業績はどんどん向上しその後、広州の一等地になる珠江新城というエリアに自社オフィスを移転しました。
全額キャッシュで買ったそうです。数億円でしょう。
珠江が見下ろせる高級マンションも接待部屋として購入していました。
このエリアに米国領事館があり、アメリカ人が結構住んでいたようです。
接待部屋には高級酒、全自動麻雀台、オンラインカラオケ装置が置かれておりました。
下の写真です↓
2019年荻村が広州に移転してきたときも熱烈な歓迎をしてくれるのですが、次回公開いたします。
再見!

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