狡猾と言われる上海人Ⅱ
「年会」
日本でいう忘年会です。春節前にそれはもう盛大に行われます。春節は中国で最大のイベントです。芸を披露する社員はもう2週間前から仕事せずに練習しております。
IT大手の百度が年会に「ツァンジンコン」を2年連続ゲスト出演させたと話題になりました。「ツァンジンコン」は漢字で「蒼井空」で、日本の「蒼井そら」というアダルト女優のようです汗 さすがに政府から自粛命令が出たそうですが……
別の大手企業でも一等賞に非常に高額の賞金をつけたと話題になりました。
京信素材上海販社でも結構派手にやっており、何百人参加していたでしょうか?500人位はいたと思います。荻村も深圳総経理として御呼ばれされていました。
さあ、お待ちかねの抽選会が始まります。日本人駐在員は抽選会に参加できない掟で、それは納得済みのことです。
今年の特等賞は電動自転車です。抽選会はパソコンでプログラムが作られ、乱数を使い日本人を除く全参加者平等に当たるようにプログラムされている、と説明がありました。司会者のトークもうまく会場は盛り上がっています。ほとんどのものが立ち上がって抽選のモニタをキラキラした目で見つめています。
そんな中、ところどころの席に「抽選には興味なし」といった感じで数名でたむろしながら酒を酌み交わしている者たちがいます。
「君たち、せっかくの抽選会だよ。特等賞は電動自転車だよ。盛り上がりなよ!」と荻村は鼓舞します。
「私たちには当たりませんよ」 彼らはしらけ気味にそういいます。
「何故だ?そんなことはないだろう。パソコンのくじだぜ」
「私たち外省人には当たらないようにプログラムされていますよ。上位当選は全員上海人です」
「そん馬鹿な~汗」 荻村はそれ以上、言葉が出ませんでした。
しかしながら結果は彼らの言う通り。上海人にしか当たりませんでした汗汗
これは人事統括部長QY(女性)がプログラム開発者に命じた茶番です。
この女性は非常に力を持っていました。京信が合弁で中国に参入した際のパートナー企業(大手)から来た逸材で日本で医師免許を取得しており共産党員というエリートです。京信上海アブーも絶大な信頼を寄せていましたが荻村は大嫌いでした。
「どことなく江青女史に似ているな~」 そう思っていました汗汗汗
赴任後数年たち、だいぶ中国語が分かるようになってきた頃、上海事務所へ出張し会議室に入った時のことです。人事統括部長QYが他の社員に
「日本人なんて馬鹿なんだからおだてとけばいいんだよ!」と中国語で説教していました。
荻村に気づいたQYは日本語モードになり
「あら~、荻村さん、いらしてたんですか?お忙しいですね~!」とニコニコ顔ですり寄ってきます。
ま、そんなもんです。コソコソ話や上海語会話しているときはよからぬ内容だと考えられます。
最後に次代コーポ上海での年会のことです。
2018年1月3日上海営業部長朱を追込み、その後自宅待機処分、結果1月22日に労働契約解約を行いました。
その直前1月19日金曜日に次代上海の年会(忘年会)を開催したのです。朱を追込み清々しい気持ちの荻村は中国語の歌を一曲披露します笑 写真は荻村のモデルである筆者ですが……。
徐は董事長の森下に「年会に参加したい」とのメールを送っていたそうです。それを見た欧陽は「神経病!」と叫びました汗 日本語に訳すなら「狡猾」ではなく「頭おかしいんじゃねーの」でしょうね汗 それはそれで「図太い神経」です。
次回は「円錐」のお話をしたいと思っております。これだけでは何のことか分からないでしょうが……
下次見!
ブログの内容を拝見しました。中国に住んでいる自分は内容をなるほどなーと思って観ています。中国人は日本人をおだてておけばいいというのもありますね。確かにそういう風潮もありますね。本心はどうかわかりませんが、、、。個人的には面従腹背の人たちが多いと思っています。
返信削除Naoki様 コメントをいただきありがとうございました。おだてられていい気になっている日本人が一番アホではないかとも思います(失言) 今後ともご覧いただければ幸いです。
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