「听不懂」の逆襲
こんにちは。はやぶさひろです。22年8月7日の投稿では「引きこもりを誘発する恐怖の三文字『听不懂』(ティンブドン)」というテーマで書きました。「お前の言ってる中国語は聞き取れない」というこの言葉に痛めつけられた数多くの日本人の恨みを込め笑、駐在人生後半の筆者は逆襲に出るのです。少しご紹介しましょう。
広西チワン族自治区の桂林へ出張した時のことです。
宿泊したホテルでは何かの大きな会議が開催されているようです。大企業のなのか業界のなのか政府系なのかは覚えておりません。ホテルの朝食は中華丸テーブルのところも結構あり、今回も隣で若い女性が朝食を食べながら私に質問をしてきます。
「你是哪个单位的?」、つまり「どこの会社だ?」とか「どこの所属(組織や機関)か?」等の意味になります。私もその会議に参加している客だと思ったのでしょう。私はすかさず「听不懂」と言い返します。
その女性はもの凄く嫌そうな顔をして「あー!?」(あは濁音に聞こえます)、と私を睨みます。私を中国人だと思っているので「どこの所属ですか?」が聞き取れないはずがなく「ふざけてるのか!馬鹿にしてるのか!」という感じでしょう。
「我不是中国人,是日本人」、つまり「私は中国人ではなく日本人だ」と言うと「あん」と納得し後は無視です。「失礼」とか「ごめんなさい」「おじゃましました」はありません。
もう一つご紹介しておきましょう。
著者は駐在後半、妻が帯同しておりましたので、一緒に歩いたり交通機関に乗ることも多かったのですが、何故かよく道とか尋ねられるのです。例えば地下鉄に乗ったとしましょう。少しお上りさんのような人から「この電車は**駅に行きますか?」とか聞いてきます。基本遠慮というものはないので、さくっと聞いてきます。
やはり「听不懂」と答えると先ほどの若い女性と似たような怪訝な反応をします。「俺は中国人じゃない」と言うと納得はします。
妻は「分かってくるくせに意地悪やな」と著者を責めますが、何十回も何百回も言われて落ち込んできた全駐在員関係者の恨みを込めております笑
皆さんも声をかけられたら「听不懂」と言ってみてはいかがでしょうか?しかし発音を誤ると逆に「听不懂」と再逆襲されてしまうかもしれません。ご注意を!
ではまたお会いしましょう!
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